通俗と学術の間                                      

ノンフィクション

ノンフィクション

 わが国においてノンフィクションは多くの場合ノンフィクション小説( Non-fiction Novel )を意味し、虚構を含みます。本シリーズでは、虚構を含まない本来のノンフィクションを刊行していきます。

検証『ある神話の背景』

伊藤秀美 著 価格 1,050円(電子版 800円) A5版 210ページ
提供媒体/形態  紙     サイトへ
        ダウンロード サイトへ

検証『ある神話の背景』

渡嘉敷島の集団自決を扱った曽野綾子著『ある神話の背景』
この本はどこまで真実に迫ったのか?
依拠する第3戦隊陣中日誌は本物か、取材は適切だったか、
論理は妥当かなど徹底的に検証します。

 まえがき
 試し読み
 紹介記事

船舶団長の那覇帰還行

伊藤秀美 著 価格 1,050円(電子版 800円) A5版 206ページ
提供媒体/形態  紙    サイトへ
       ダウンロード サイトへ

船舶団長の那覇帰還行

太平洋戦争末期、米軍の沖縄侵攻直前に渡嘉敷島を訪れた
第11船舶団長大町茂大佐 特攻艇の部隊を率いて那覇への
帰還を試みますが…
島の集団自決の伏線となったこの事件の真相を当時の軍資
料および新たな証言に基づいて解き明かします。

 まえがき
 試し読み

日本軍の暗号作戦

保坂廣志 著 B5版 544ページ
  ダウンロード版  2,000円   サイト1へ  サイト2へ
  印刷版(POD)   6,000円   サイト1へ   サイト2へ   サイト2へ

日本軍の暗号作戦

世界一難解だと言われた旧日本陸軍暗号。敗戦とともに組織的な隠蔽工作が謀られ、実態は闇の中にと霧散してしまった。しかし幻の日本軍暗号は、米国家安全保障局記録に秘蔵されていた。国内外で日本軍の暗号作戦を追跡し、その解明にあたってきた筆者は日米両軍が激突した沖縄戦を主たる対象に、米軍の情報作戦、日本軍の暗号作戦の実態を初めて明らかにした。
さらに次の資料を全訳・復刻した。
1) 硫黄島にて正暗号手の立場から作戦全般を知る旧陸軍下士官の捕虜尋問調書。本調書は出色の暗号分析書としても解され、旧日本陸軍暗号の実態が晒される。
             2) 沖縄戦にて米通信分析班が行った通信諜報報告書。日本軍
             が戦場で交信した暗号は、部隊編成、作戦行動・意図を白日
             の下にさらけ出すことになったことが判明する。
             3) 日本陸軍が最後に使用した陸軍暗号書五号の完全復刻。暗
             号組立の構成要素や技術が判然とするだろう。
試し読み サイトへ

注)CD版はA5版714ページ

沖縄戦下の日米インテリジェンス

保坂廣志 著 B5版 246ページ
  ダウンロード版  1,000円   サイト1へ   サイト2へ
  印刷版(POD)   2,950円   サイト1へ   サイト2へ  直 販

沖縄戦インテリジェンス

 本書は沖縄戦における日米両軍のインテリジェンス(情報-諜報)に焦点をあて、軍部はいかに情報戦を展開したかについて暗号戦の解明を通して明らかにしようとするものである。第Ⅰ部は、沖縄の日本軍暗号-通信作戦の実態を明らかにし、第Ⅱ部は、米軍サイドから沖縄作戦に対する暗号解読(破壊)を解明する。
 本書を通じ、軍部は国民に徹底した言論弾圧を行い、国防意識の発揚に努めたが、機密情報の露出元は軍部そのものであったことが判明するだろう。あわせて危機的状況下、強圧的なインテリジェンスは国民や兵士に死を強要する凶器と化し、あげく殺戮兵器と化したことも理解されるだろう。

             まえがき
             試し読み

沖縄戦のトラウマ - 心に突き刺す棘

 保坂廣志 著 A5版 310ページ

  印刷版(POD)   2,808円   サイトへ  直 販

沖縄戦のトラウマ

 沖縄戦からやがて70年、この戦争は人間の罪過を撃つ膨大な記録を生みだし、「命こそ宝(ヌチドウタカラ)」という教訓を生み出した。反面、沖縄戦は沈黙の岩盤と呼ばれ、生存者多数が本当の戦争話を自分の心の奥深く幽閉してしまった。
 悲惨で残酷・無慈悲な戦場で死体に何も感じず、涙も出さなかったのは、そうすることが生存への力となったからである。しかし、そうした心の麻痺は戦争トラウマとなり戦場から生還した人々の夢に侵入し、幸福感を追い出し、大小の暴力を生み出す元凶となった。
 20年余にわたり戦争トラウマを調査した沖縄戦研究者が、             日米の膨大な記録の分析、戦争現場のアウトリ-チ、形の復             元等を通して、戦争の心の闇に迫る。

             はしがき
             試し読み

日本陸軍暗号の敗北  鉄壁の暗号はなぜ破られたか

伊藤秀美 著 A5版 243ページ
  ダウンロード版   800円   サイト1へ  サイト2へ
  印刷版(POD)   2,484円   サイト1へ   サイト2へ  直 販

日本陸軍暗号の敗北

旧日本陸軍の暗号は太平洋戦争において外交暗号や海軍暗号とは違って安泰だったとされ、戦後に自衛隊等の暗号システムの基礎となった。ところが、1970年代後半から数次にわたって公開された米国の機密資料は、大量の解読電文のほか解読方法を記した技術資料も含んでおり、安泰説が神話に過ぎないことが明らかとなった。
 完成度が高く運用も厳格だったとされる陸軍暗号のどこに問題があったのか。これら機密解除資料および旧日本陸軍資料をもとに考察する。

 はしがき
 試し読み サイトへ


沖縄戦捕虜の証言-針穴から戦場を穿つ- 上・下

保坂廣志 著 A5版 上巻255頁、下巻260頁
印刷版(POD) 上巻3,024円 下巻3,024円 アマゾン:上 アマゾン:下 直 販

沖縄戦捕虜

沖縄戦捕虜尋問調書850人分ほどが米国立公文書館に保管されている。これらは、死から生へと帰還した人達のリアルタイムの肉声であり、問われるままに感情を吐き出した戦場のうめき声である。
 これまでの沖縄戦証言記録は、書き手が戦争体験者から話を聞き、物語としてまとめたものだ。証言に時差があり、書き手の問題意識の差によっても証言が食い違うことも多かった。
 これに対し、尋問調書は戦場でなされた生の証言であり、時間差はない。沖縄人(ウチナ-ンチュ)は、何を考え戦場に立ったのか、防衛隊員の逃亡や戦線離脱、本土出身兵士に対する反応が率直に語られている。兵士にあっては、逃亡兵や遺棄兵士の証言、捕虜は恥か否か、米軍への協力等が記されている。このほか、日米双方の捕虜虐殺や朝鮮半島出身者の痛烈な戦場証言も含まれている。

  まえがき
  紹介記事 


沖縄戦と海のモルフェー

    保坂廣志 著 A5版 168頁

沖縄戦と海のモルフェー

 戦時下の沖縄近海は、米潜水艦攻撃により、定期船、徴用船、疎開船等多数が海没した魔の海域であった。遭難船舶について日本軍は、厳格な箝口令を敷き、誰も遭難船や人の死について語れなかった。その上さらに海の戦争は、生存者の少なさや証言自体の困難さもあり未だ深い海の底に閉じこめられたままだ。
 沖縄戦の深層や姿・形を追い続ける著者は、今回新たに海に眠る戦没者に思いを致し、海の鎮魂書を世に届けるものである。
 題名のモルフェ-は、ギリシア神話に題材をとったもので、海に沈み、今もなお眠りについている人々の姿をたとえたものである。本書を通してもう一つの沖縄戦の実相、海の戦争がいかに残酷きわまりないものであったか理解できるであろう。

  まえがき


沖縄戦将兵のこころ-生身の捕虜調査

  保坂廣志 著 A5版 232頁

  印刷版(POD)   2,700円   アマゾン  直 販

沖縄戦将兵のこころ

 沖縄戦が事実上終結した1945年6月、米軍は捕虜になったばかりの「生身(なまみ)の捕虜(fresh POWs)」に対し、意識調査を行った。兵士らは、戦塵を振り払う間もなく、生死すら覚束ない状況下で戦場の話題や恥意識、戦後の日本のあり方等について答えている。戦場記憶を放出するほんの一瞬、自身の戦争を、戦場を語ったのである。ある意味で本調査は、回復困難な時代の精神が記録として残され、日本軍精神を今に伝える貴重な戦争遺産だと考えられる。
 これとともに、「沖縄日本兵に対する聴き取り調査」の結果も明らかにした。米軍は、日本軍心理を確かめるため比較的高学歴な兵士から聴き取り調査を行った。熾烈な戦場から生還できた兵士らは、自由に戦争観や天皇制等について意見を述べている。兵士らの答えは、軍人精神を表すとともに、国民一般の戦争観を表したものだろう。
 なお、本書は「沖縄戦捕虜の証言」(2015年、紫峰出版)と対をなすものである。捕虜尋問証言や意識調査に寄り添い、兵士の叫びやつぶやきが感じられるだろう。

  試し読み  まえがき


沖縄戦の集合的記憶-戦争日記と霊界口伝-

 保坂廣志 著 A5版 368ページ
    (ISBN 978-4-907625-38-2 2017年10月1日刊 本体価格2,800円)

  印刷版(POD)   3,024円(税込)   アマゾン  直 販

集合的記憶

 誰も戦争を知らない時代が到来する。フランスの社会学者アルブヴァックスは、自分が経験しなくとも『集合的記憶』で過去を知ることが出来るという。時間が経過してもなお、戦争日記や手紙は人びとの目を捉えて離さない。沖縄土俗のシャ-マンは、死者を自身の肉体に憑依させ、死者の言葉で戦争を語る。さらに、戦争にまつわる幽霊は、社会的生命を宿したユ-レなのである。戦争日記や手紙、シャ-マンの祈り等にこめられた人々の感情をくみ取り、それを戦争記憶に焼き付けたのが本書である。ここから、沖縄戦は地べたや天界、海域からまなざす壮絶な戦いであったことが理解されるだろう。
 本書の公刊後、新たに沖縄戦日記を通時間的に紹介する『沖縄戦日記』を出版する予定である。二冊の本を通じて、戦争を記憶化する意味が表出されるだろう。

             試し読み  まえがき

powered by Quick Homepage Maker 4.81
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional